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松井冬子展(横浜美術館)

このたびブログタイトルを「さくらのアジト」に変えました。ひき続きよろしくお願いいたします。


先日、横浜美術館で開催されている「松井冬子展」に行ってきました。
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「世界中の子と友達になれる」というサブタイトルがついていますが、けっして、子供たちのフレンドリーな絵が並んでいるわけではありません。
もし、松井冬子の世界を知らずに、みなとみらい散歩のつもりで、この展覧会にお入りになったら、度肝を抜かれるほど、驚かれると思います。

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「世界中の子と友達になれる」平成14年
この、展覧会のサブタイトルにもなっている絵は、松井冬子の絵画の中でも、最もおとなしい物です。
しかし、絵に近付いて、細かく観察すると、なにか良くないことを暗示させる感覚が伝わってきます。

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たくさんの藤の花が垂れ下がるなかで、背を丸めた少女がなにかをささやいています。うしろには、空っぽの揺りかご。藤の花の先が黒っぽくなっていますが、よく見るとそれは、房ではなくて、たくさんのスズメバチです。
さらに少女の指先は、血のようなもので赤くなっています…

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「この疾患を治癒させるために破壊する」平成16年
松井さんの絵には、このような難解なタイトルがつけられているものが多くあります。
靖国神社の近くにある、千鳥ヶ淵の桜ですが、水面に映る桜の中心に、渦を巻きながら引き込まれてゆく感覚を覚えます。この絵は横幅4mほどもある長尺の作品で、屏風のような4枚のパーツで構成されています。

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「浄相の持続」平成16年
女性が自ら内臓を見せていますが、うっすらと微笑んでいます。よく見ると、子宮の中には子供を宿しています。
解説によると、まわりに咲いている花も、すべて、めしべを出しているそうです。

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「浄相の持続のための下図」部分
この展覧会では、本画とともに、このような下図やスケッチ、構想のメモなども展示されていて、松井さんが、綿密な作業で絵を仕上げてゆくことがわかります。

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「転換を繋ぎ合わせる」平成23年
九相図【くそうず】という仏典にもとずく絵画があります。人間が死んで腐敗し、骨になってゆくさまを、9つの段階に分けて描いてあるものです。
松井さんはこの九相図の連作に着手し、今回は5点が展示されました。さきほどの「浄相の持続」が1枚目、この「転換を繋ぎ合わせる」が4枚目です。
2枚目、3枚目、5枚目の絵は、載せられませんでしたが、興味のある方は実際にご覧になることをお勧めします。

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「終極にある異体の散在」平成19年
皮膚が引き裂かれ、鳥や犬に襲われるという、一見苦痛に満ちた状況なのに、女性はどこか恍惚とした表情で走っています。

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「完全な幸福をもたらす普遍的万能薬」部分 平成18年
ドレスで着飾った女性が微笑んでいますが、頭皮がめくれて、脳の血管が髪飾りのようになっています。

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「なめらかな感情を日常的に投与する」部分 平成19年
松井さんの絵画のモチーフは、女性や人体の内臓や脳、それに動物や幽霊など、多岐にわたります。

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「夜盲症のための下図」平成16年
これは「夜盲症」という本画の下図ですが、トレッシングペーパーに描いた下図を重ねて、幽霊の顔の表情を直しているのがわかります。

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松井冬子さん、1974年生まれの38才。東京芸術大学で、日本画を専攻し、博士号を取得している才媛です。

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この写真を見て、まさかこの人が、死体や内臓、幽霊などを、微細に描いている作家とは、誰も思わないだろうと思います。

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自分が、松井冬子さんの絵と出逢ったのは、平成18年に、深川の現代美術館で行われた「MOTアニュアル2006」という、現代アートのグループ展でしたが、松井さんの絵だけが強烈な印象で、ほかの作家の方の絵は、ぜんぜん記憶に残らなかったほどです。

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画壇だけにとどまらず、ファッション誌や女性誌などでモデルとして活躍されていますので、ご記憶のある方もあるでしょう。

横浜美術館で、2012年3月18日まで、開催されています。
みなとみらいのデートのついで…という向きには、おすすめしません。

常設展の「横浜コレクション」も名品揃いですよ(松井冬子展の入場券があれば見れます)








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カップヌードル・ミュージアム

先日、横浜の、みなとみらいにオープンした「カップヌードル・ミュージアム」へ行ってきました。

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みなとみらい駅から国際橋を渡って、8分くらいです。コスモクロックの大観覧車を目印に歩いてゆくと、わかりやすいです。

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入場料はおとな500円です。3階のマイカップヌードル・ファクトリーは、整理券が必要ですので、チケット売り場でもらっておくとよいです。

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広い吹き抜けの階段を上がると、3000点を越えるインスタントラーメンのディスプレイがあります。

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インスタントラーメン第1号は、なんと、私と同じ1958年生まれです(笑)

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創業者、安藤百福(ももふく)さんを簡単に紹介する、百福シアターがあります。10分ちょっとですので見ておきましょう。

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安藤百福さんは、日清食品の創業者です。1958年、世界初のインスタントラーメン「チキンラーメン」を発明した、この業界の先駆者です。1971年には「カップヌードル」を発明し、世界中にインスタントラーメンを広めました。

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ミニシアターを出ると、百福さんの研究小屋のセットや、百福さんの生涯を解説するヒストリーコーナーがあります。

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3階には、ふたつの体験コーナーがありますが、チキンラーメンファクトリーは、事前の予約が必要です。
マイカップヌードルファクトリーは、整理券があれば入れます。容器代が300円だけかかります。

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まず、カッヌードルの容器に、マジックで好きなデザインを書いていきます。

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そのあと、カウンターの列に並んで、レバーをまわして、カップにめんを落とします。それからスープの種類を選びます(シーフードとか、カレーとか)
そして、トッピングの具材を4種類えらびます。このへんは、カウンターにいる、係員の人が教えてくれるので、簡単です。

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やがて、自分で選んだものが入ったオリジナルのカップヌードルが、包装されて出てきます。
左が市販のもの。右が私のオリジナルです(笑)
持ち帰りやすいように、最後にエアパッケージします。

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隣の部屋の、チキンラーメンファクトリーの様子が、ガラス越しに見えます。
小麦粉をこねたり、できた麺を乾燥させたり、ちょっと、工程が専門的です。

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5階には、子供が遊べるカップヌードルパークや、8カ国の麺が味わえる、ワールド麺ロードがあります。

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トムヤムクンや、フォーなど、ハーフサイズで300円と手ごろですので、小腹がすいてきたら、ちょうどよいですよ。

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1階のミュージアムショップで買った、チキンラーメンのバンダナと鉛筆です。

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係員の皆さんの応対も、笑顔で親切でしたよ。
駐車場は40台。高速横羽線の、みなとみらいインターから5分くらいだそうです。


谷中全生庵の幽霊画展

台東区谷中の全生庵にて、毎年8月に行われている幽霊画展へ行ってきました。

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怪談牡丹灯篭などで知られる三遊亭円朝が、怪談研究のために集めたのが、円朝コレクションと呼ばれる幽霊画です。
円朝忌(8月11日)にちなんで、毎年8月にコレクションが一般公開されます。
寄席の開かれる日もあって、円朝まつりと呼ばれています。

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千駄木駅からさんさき坂をあがって5分ほどで全生庵に着きます。

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今日は雨なので寄りませんでしたが、この寺を開いた山岡鐡舟の墓もここにあります。

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幽霊画ばかりを50点近く一堂に展示するところは他にはないので、貴重な公開です。
それでは、私の眼を釘付けにしたいくつかの絵を…

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円山応挙

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河鍋暁斎

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鰭崎英朋

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兵藤林静

最後に、この寺でいただいたご朱印を載せておきます。

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空海と密教美術展~東京国立博物館平成館

東京国立博物館で開催されている「空海と密教美術展」へ行ってきました。

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平成11年にできた平成館で、空海直筆の書とか、京都の東寺から借りてきた仏像などが展示されてました。

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特に自分が気に入ったのがこれ「帝釈天騎象像」です。

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もうひとつがこれ「大威徳明王騎牛像」このふたつの仏像には、長い時間みとれてました。
このフロアには8体の仏像が展示してありますが、見ごたえがありました。
最後のフロアは、仏像がすべて須弥壇なしで低い位置にあるので、仏像の近くから360度ぐるりと見れます。
国立博物館には、ほかに本館や表敬館、東洋館などの建物がありますが、今回は法隆寺宝物館を、ちょっと覗いてみました。
企画展の入場券があれば、すべての建物に入れるんですよ。
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企画展はいつもかなり混んでいるのですが、この法隆寺宝物館はガラガラです。
ゆっくり見られるのに、もったいないですね。

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1階の小さな金銅仏のコーナーが特におすすめです。
30~50センチ位の仏像がたくさん展示してあるんですが、美しくて、時間を忘れてみとれてしまいます。



プロフィール

さくら

Author:さくら
演歌歌手水田竜子さんを応援しています。J-POPは高橋真梨子さん、K-POPはKARAが好きだったけど、3人が脱退して、ほぼ解散状態(泣)
路地裏探索からスタートしたブログですが、最近は御朱印集めがマイブームの毎日。
パソコンがクラッシュしてから記事書くのが面倒臭くなり、更新が途絶えてますが、読者の皆様ほんとスミマセン。そのうち気が向いたらUPします(笑)
ツイッターもやってますので気軽にフォローして頂けたら幸いです!
ペンネームの「さくら」は名字から・・・『男はつらいよ』の寅さんの妹、優しい「さくら」のファンでもあります。

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