四万温泉「積善館」その2
旅/温泉 - 2013年11月23日 (土)

朝、目が覚めて早速、昨日入らなかった「元禄の湯」へ・・・


本館玄関の脇からいったん外へ出ます。

目の前にある建物の1階が、男湯の入り口。

もちろん、隣は女湯。

こちらが「元禄の湯」・・・昭和5年に建てられた、このお風呂の建物は、国の登録有形文化財に指定されています。
大正ロマネスクというんでしょうか・・・高い天井と、アーチ型の窓が印象的です。
5つの浴槽の底から、こんこんと、源泉が沸き出ていて、人が入って、湯がこぼれて少なくなっても、またすぐに浴槽の湯が一杯になって、溢れていきます。

源泉は熱くて気持ちいいです!
文句なしに、この「元禄の湯」が、この宿で一番ですね!
水でうめたいときは、この年代物の蛇口をひねります。
水を出す人は、誰もいませんが・・・

脱衣所は扉を開けた左右にありますが、湯船との間に仕切りがなくて、着替えてるのが丸見えなので、ちょっと恥ずかしいかな笑

壁側には、なんと蒸し風呂(サウナ)もありました・・・1mくらいの小さな扉です。

「元禄の湯」を出たところにある、飲泉所・・・柄杓で飲む源泉は、かなり熱かったですが【胃腸に効く】というのを信じて、何杯もいただきました。

この建物の1階が「元禄の湯」です。

宮崎アニメ「千と千尋の神隠し」に登場する湯屋の建物と赤い橋・・・このモデルとなった温泉宿は、この積善館以外にも、いくつかあるそうですが、宮崎監督は実際に、何回もこの宿に投宿してるそうです。
きっと頭の中で、風情のある建物が、いくつも合わさって、この映画の湯屋になってるんですね。

脇を流れているのは新湯(あらゆ)川・・・この川底から、源泉が湧き出しているそうです。
左右の建物をつないでる、屋根付きの古い橋は「廊下橋」です。

川沿いから、もうもうと湯気が上がっていて、ほんとに湯治場らしい趣です。

女湯も、気持ちよかったそうです。
旅館 積善館
群馬県吾妻郡中之条町四万温泉
TEL 0279-64-2101
積善館公式HP←
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