ストロベリーナイト 竹内結子

ストロベリーナイトというドラマ見てますか？フジテレビ系列で放送中ですが…

誉田哲也さんの原作なんですが、私この「ストロベリーナイト」という本を電車の中で読んでいて、不覚にも、涙が止まらなくなった事があります。


ストロベリーナイトは2010年の11月に一話完結のスペシャルドラマとして放送されました。
原作に描かれた事件は解決しましたが、今回の連ドラでは、新たにいくつかの事件に遭遇することになります。


竹内結子演ずる姫川玲子は、警視庁捜査一課、殺人犯捜査にあたる十係の主任で、役職は警部補。
女性のノンキャリアながら、男性刑事たちをまとめる『姫川班』のリーダーです。


前作で、若き部下を殉職で失った姫川班に、新しいメンバーが加わり、悪を憎む姫川玲子は、凶悪な事件にどう立ち向かってゆくのか…


さて、竹内結子の足跡を、ちょっとたどってみましょうか。
平成8年、テレビドラマ「新・木曜の怪談Cyborg」で女優デビューした竹内結子ですが、広くその名を知られるようになったのは、平成13年、NHKの連続テレビ小説「あすか」でヒロイン役をつとめてからでしょう。


自分が印象に強く残ってるのは平成13年放送のドラマ「白い影」（TBS）です。渡辺淳一氏の原作（無影灯）も大好きなんですが、けなげな看護婦役がステキで、毎週釘付けになっていました。


その後、平成14年のドラマ「ランチの女王」（フジ）で、人気を全国区に広めました。


そんな彼女の転機になったのが平成16年公開の映画「いま、会いにゆきます」（東宝）
この作品で、夫婦役として共演した中村獅童と交際が始まり、平成17年6月に結婚を発表、そして11月には長男を出産します。


しかし、こんな美人女優を貰ったのに、何を血迷ったのか、中村獅童は女優の岡本綾との不倫が発覚。
自動車事故を起こした際に、岡本綾が隣に同乗してた事が大々的に報道されてしまいました。


さらに、中村獅童は、舞台「獅童流森の石松」で、共演した魔性の女、高岡早紀との深夜の密会もバレてしまい、竹内の怒りを買いまくり、別居へと至ります。


そして皆さんご存知の通り、平成20年2月、ふたりは協議離婚し、長男の親権は竹内のほうへ…シングルマザーとなったわけです。


さらにつけ加えれば、岡本綾は平成19年に事務所を退社することになり、現在、女優活動を休業中…
高岡早紀は、なんと竹内と同じスターダストプロモーション所属の、先輩女優だったために、事務所にいづらくなったのか、スターダストを辞めて、現在はエイベックスと提携しながら、個人事務所のエアジンを立ち上げています。


高岡早紀も、男性遍歴に関しては、目の離せない女優です（笑）
平成8年に保坂尚希と結婚して、2児をもうけますが、平成16年には、ロックギタリスト布袋寅泰とW不倫して、ドロドロの離婚劇を繰りひろげました。
保坂と離婚成立後に、さきほどの中村獅童との密会となるわけですが、獅童と別れたあとも、さまざまな男性との、噂があがりました。
平成22年9月には、6才年上の不動産関係の青年実業家との間に、一子を出産しました。


ところが、二人は籍は入れず内縁関係のままでしたが、つい最近、その青年実業家が多額の借金を抱えて姿を隠してしまい、所在がわからなくなっているようです。
ひそかに連絡は取りあっているようですが、高岡は、その内縁の夫のために、アダルトAVに出演するという噂でもちきりになっています。


折しも、NHKで放送中のドラマ「タイトロープの女」では、高岡は死んだ経営者の愛人役で出演していて、これが、なかなかの好演なんです。
実は私、高岡早紀、嫌いじゃないんです（笑）なにか男にだらしない印象を受けますが、この人なりの人生だし、波瀾万丈の私生活をこやしにして、演技が磨かれてきたような気がします。なによりも、3人の子供がいるんですから、頑張ってほしいです。


「ストロベリーナイト」の話から、だいぶ脱線してしまいました…
竹内が演じる姫川玲子は、過去に自分がレイプされ、親身になって捜査してくれた女性刑事が、その犯人を逮捕しようとして、逆に殺されてしまうという、忌まわしい記憶を背負っています。


いまだによみがえるトラウマに、折れそうな自分を奮いたたせながら、気丈にふるまう役どころは、竹内結子にピッタリな感じだし、そんな姫川を盛り立てる姫川班の刑事たちとの、ホッとする、やりとりなど楽しく見せてくれます。


私生活面でも、一人息子の親権を勝ちとった交渉力など、タフな精神力を身につけた感もあり、離婚というマイナスをバネに、女優の幅を広げつつあると思います。


長くなりましたが、このドラマの冒頭に登場する、イチゴの場面が妙に怖いんです。


いつも、妖怪の「百目」を連想してしまいます（笑）
「ストロベリーナイト」1クールで終わりにしないで、続けてほしいドラマです。