竹の塚 東武バス折返所のターンテーブル
鉄道/バス/車 - 2012年08月05日 (日)

さて、気がつけば、もう1か月以上放置していたこのブログ・・・いつも開いて見ていただいてる読者の皆様、ほんとに筆不精で、申し訳ありません。
今回は、バスのターンテーブルのある折返所です。
以前、都バスの目白、関東バスの南善福寺と、2ヶ所取り上げてきましたが、都内には、もう1ヶ所、東武スカイツリーラインの竹ノ塚駅前に、バスのターンテーブルがあるんです。
東京都内に、僅か3ヶ所しか存在しないということは、ここを訪れれば、
都内バスターンテーブル付き折返所 完全制覇・・・ということになりますね。

竹ノ塚駅の西口に下車します。
駅名は「竹ノ塚」で、(たけのつか)と読み、所在地は足立区の「竹の塚」という所にあって(たけのづか)と読みます

バスの行き先表示は、竹の塚駅・・・

バス停の表示も竹の塚駅西口になってます(まぎらわしいので、ここでは、竹の塚のバスターンテーブルとさせてもらいます)

東武バスの竹の塚駅西口のりば・・・5系統のバス路線が、ここを始発としています。

のりばの右手に、折返所のターンテーブル上で回転しているバスの車体が見えます。

折返所の、真ん中にあるのが、円形のターンテーブル。

折返所の、奥から見た景色。
終点に到着したバスは客を下ろし、右手で待機します。
出発時刻が近付いてくると、この折返所に進入して、ターンテーブル上で180度回転し、左手のバスのりばのほうへ、出庫していきます。

もちろん、一般車両は入ってはいけません、怒られますよ。


終点の降車所側に、バスが溜まってきます。

すると、待機していたバスが、動きはじめます。

折返所に進入して、ターンテーブルの真ん中に停車。

運転席の窓を開けて、外に垂れ下がってるヒモを引っ張ると・・・

ターンテーブルが、回り始めます。

回転中、動き出さないように、サイドブレーキを引いておくのは必須です。

バスの前輪と後輪は、ターンテーブル上でギリギリの長さなので、停車位置にも注意が必要です。

クルリと180度回って・・・

折返所を出ていきます。

これが、ターンテーブルを作動させる、スイッチが垂れ下がってるアームです。

ターンテーブル上でバスを停車位置に停めて、スイッチをグイッ!

テーブルが右回りに、回転し始めます。
この写真だと、前輪から後輪のタイヤの長さが、テーブルに乗るギリギリの長さというのがよくわかりますね。

無事、出庫・・・この狭い所で、運転手が、いちいちハンドルを切り返して、バスの向きを変えていたら、ひと仕事ですよね。

以前載せた、都内、他の2ヶ所のバスターンテーブルの記事です。
目白 都バス折返所のターンテーブル
南善福寺 関東バス折返所のターンテーブル

やはり都内では、バス折返所のスペースが十分に確保できないので、ターンテーブルが重要な役割を果たしています。



この3枚の写真は、私の地元、埼玉県にある、東武バスの三郷団地車庫ですが、この位の広さがあれば、ターンテーブルなどなくても、自由自在に車両の向きを変えることができますから、やはり、ターンテーブルは、都内の折返所に最適なんでしょうね。