善光寺暗闇のお戒壇めぐり(中年探偵団長野篇1)
中年探偵団 - 2012年08月08日 (水)
久しぶりに、中年探偵団の登場です。言わずと知れた、N氏S氏と私の、幼なじみの3人組で、今回はなんとクルマを交代で運転して、旅行に行くことに・・・
なので、現地に着くまで、アルコールは禁止です。
あ、そうそう・・・毎度、幼なじみの無目的旅行なので、長くなりますから、みなさん、スルーしていただいて結構ですよ。

出かけたのは、今年の6月2日です。
見かけによらず、時間に正確なN氏・・・ちょっとでも待ち合わせに遅れるとガンガン電話が入ります笑
高円寺駅前で私をピックアップして、環七から関越道をめざします。

土曜日のAM、下りの関越はスムーズな流れです・・・そうだ、目的地、言ってませんでしたね。
長野県の善光寺です笑(理由は特に、ありません)
↑みんなドライブミュージック用に、CDいろいろ持ってきましたが、私は勿論KARAです!
この動画は2011年に新潟で行われたライブの模様です。

距離や時間は、決めてませんが、自己申告制で適当に運転手交代。

寝てても運転デキルというS氏←プライベートの時だけにしてね

今回のロングドライブの相棒、N氏の愛車です・・・途中2回ほどトイレ休憩に寄って、順調に長野県へ。

昼前には、善光寺に到着。
一同、腹が減ってたので、善光寺裏手の駐車場のそばにあった和食処へIN。

冷たいビールが飲みた~~~い、けれど、まだ運転があるので、ノンアルコールビールを試してみましたよ。
キリンFREEを一気飲み!けっこう満足感あります。

天ざるをたのみました。

さすがは、蕎麦の本場長野県!蕎麦屋じゃないのに、フツーに美味しい蕎麦でした。

N氏は、なんとご母堂様に「今、着いたから」と電話連絡←心配症なんだそうです

境内に入ると、本堂のすぐ裏手でした。

長野県が誇る古刹の大霊場、善光寺。

N氏が写真撮って~とリクエストしたので、カメラを構えると・・・なんと、合掌ポーズ笑
うしろに写ってるのは、山門です。

本堂にはいると、撫でられてツルツルになってる、びんずる尊者像がありました。
御釈迦さまの弟子の一人で、みんなの病いを引き受けてくれるそうです。

↑そして、本堂の隅にある券売機で、内陣券というものを買い、お戒壇めぐりに挑戦いたします。
お戒壇めぐりとは
本堂の奥に、ご本尊が安置されている内々陣という高床式の舞台があり、その下の、真っ暗闇の地下回廊を、手さぐりで進み、極楽の錠前にさわって、出てくるというものです。
極楽の錠前に触れると、ご本尊との仏縁が深まり、極楽往生ができると、言われています。

本堂内は勿論、地下回廊も撮影厳禁です。
私、S氏N氏の順で、階段を下りて、地下へ・・・5、6歩進むと、もう、何も見えない、暗闇に包まれました。
右手で壁をさわりながら、進んでゆくと、腰の高さのところに、極楽の錠前があるらしいのですが・・・
とにかく、右手を壁から離したら、自分の進む方向も、まったくわからなくなってしまうので、冷や汗がジワ~ッと出てきます。
目の見える範囲に、まったく、光のない世界は初体験で、かなりドキドキします。
ところどころで、右手に触れる壁が右側に丸くカーブしています。
つまり、右まわりに、O型の細長い廊下をゆっくり進んでいく感じでしょうか。
しばらく行くと、闇の先のほうから、キイ~~~キイ~~~ッと、金属のような物が、きしんで動く音が聞こえてきました!
あった~!とか、これかなぁ~とか、前を行く人の声が聞こえてきました。
うしろについてくるN氏の、怖ぇよお~~~という情けない叫びも、聞こえてきます。
そのうち右手に、金属の大きな、取っ手のような物が触れました!
ちょっと動かすと、キイ~~ッと、きしむ音がします。
極楽キップをGET~~~!!!
後続のオヤジたちのために、私も、あった!あった!と声を出してあげます。
やがて、前方に光がさしている場所が近付いてきました!明るい光の中に、出口の階段が見えます。


そこで、あとから、やってくるS氏N氏を待って、写真をパチリ。
これで、3人とも、なんとか、極楽往生できる筈なんですが笑
地下回廊は、手さぐりで、50mくらいは、歩いた感じでした・・・私個人的には、初体験の真っ暗闇が、楽しかったです。
N氏は、かなり弱っちゃったみたいですが笑

本堂を出て、向かいの山門に昇ってみることにしました。

山門からの眺めです・・・参道の向うに見えるのは、仁王門です。

さっきの、お戒壇めぐりがこたえて、まだ弱っているN氏。
本当に何も見えない暗闇というのは、未体験の恐怖感を感じますから、無理ないです。

↑我々が外を見ているのは、ここです。
上に架かっている善光寺の額は、鳩文字の額、と呼ばれています。

この、善光寺の文字の中に、鳩が5羽いるので、そう呼ばれているそうですが・・・わかりますか?
善の一画目と、二画目にいますね、それから光の二画目と三画目にもいます。
寺の六画目の点にいますから、全部で5羽ですね。
それから、善の文字の真ん中が、牛を正面から見たように、見えませんか?
これは、牛に引かれて善光寺参り・・・というエピソードから、描かれているようです。

境内では結婚式のカップルの撮影などもしていて・・・

カメラマンの方の、足の踏ん張りが面白くてパチリ笑

参道の土産屋さんを、ノンビリ物色して、善光寺をあとにしました。

さて、旅館の入りまでには、時間があるので、クルマを1時間ほど飛ばして、戸隠へ・・・
ここまで来ると、標高があるせいか、善光寺に比べて、かなり涼しいです。
ここは、戸隠神社の中社に昇る参道です。中社から、さらに参道を上がれば、パワースポットで名高い、戸隠神社の奥社があるそうで・・・

参道下にそびえ立つ、御神木の三本杉。

まわりには、こんな茅葺きの乙な建物があちこちに建っています。

しか~し、パワースポットの奥宮までは、かなり歩くと聞いて、あっさり諦めた我々は、戸隠名物の蕎麦屋へIN。

蕎麦処うずら家さんです。



見た目にも、美味そうな蕎麦が出てきて、写真撮るのも忘れて食べはじめ、途中で気づいてパチリ。
近所にあれば、毎日通ってみたい、抜群!の蕎麦でした。


1階の入口で手打ちで蕎麦を打っていました・・・中社の参道のすぐ近くにあって、激おすすめの店です!

さてここから、一路、今夜の旅館、千曲川沿いの戸倉温泉へGO!
↑ドライブにぴったりのレディー・ガガ 「JUDAS」
↑ おまけ・・・レディー・ガガのメッセージ付き 「Born This Way」
中年探偵団長野篇2に続く・・・
なので、現地に着くまで、アルコールは禁止です。
あ、そうそう・・・毎度、幼なじみの無目的旅行なので、長くなりますから、みなさん、スルーしていただいて結構ですよ。

出かけたのは、今年の6月2日です。
見かけによらず、時間に正確なN氏・・・ちょっとでも待ち合わせに遅れるとガンガン電話が入ります笑
高円寺駅前で私をピックアップして、環七から関越道をめざします。

土曜日のAM、下りの関越はスムーズな流れです・・・そうだ、目的地、言ってませんでしたね。
長野県の善光寺です笑(理由は特に、ありません)
↑みんなドライブミュージック用に、CDいろいろ持ってきましたが、私は勿論KARAです!
この動画は2011年に新潟で行われたライブの模様です。

距離や時間は、決めてませんが、自己申告制で適当に運転手交代。

寝てても運転デキルというS氏←プライベートの時だけにしてね

今回のロングドライブの相棒、N氏の愛車です・・・途中2回ほどトイレ休憩に寄って、順調に長野県へ。

昼前には、善光寺に到着。
一同、腹が減ってたので、善光寺裏手の駐車場のそばにあった和食処へIN。

冷たいビールが飲みた~~~い、けれど、まだ運転があるので、ノンアルコールビールを試してみましたよ。
キリンFREEを一気飲み!けっこう満足感あります。

天ざるをたのみました。

さすがは、蕎麦の本場長野県!蕎麦屋じゃないのに、フツーに美味しい蕎麦でした。

N氏は、なんとご母堂様に「今、着いたから」と電話連絡←心配症なんだそうです

境内に入ると、本堂のすぐ裏手でした。

長野県が誇る古刹の大霊場、善光寺。

N氏が写真撮って~とリクエストしたので、カメラを構えると・・・なんと、合掌ポーズ笑
うしろに写ってるのは、山門です。

本堂にはいると、撫でられてツルツルになってる、びんずる尊者像がありました。
御釈迦さまの弟子の一人で、みんなの病いを引き受けてくれるそうです。

↑そして、本堂の隅にある券売機で、内陣券というものを買い、お戒壇めぐりに挑戦いたします。
お戒壇めぐりとは
本堂の奥に、ご本尊が安置されている内々陣という高床式の舞台があり、その下の、真っ暗闇の地下回廊を、手さぐりで進み、極楽の錠前にさわって、出てくるというものです。
極楽の錠前に触れると、ご本尊との仏縁が深まり、極楽往生ができると、言われています。

本堂内は勿論、地下回廊も撮影厳禁です。
私、S氏N氏の順で、階段を下りて、地下へ・・・5、6歩進むと、もう、何も見えない、暗闇に包まれました。
右手で壁をさわりながら、進んでゆくと、腰の高さのところに、極楽の錠前があるらしいのですが・・・
とにかく、右手を壁から離したら、自分の進む方向も、まったくわからなくなってしまうので、冷や汗がジワ~ッと出てきます。
目の見える範囲に、まったく、光のない世界は初体験で、かなりドキドキします。
ところどころで、右手に触れる壁が右側に丸くカーブしています。
つまり、右まわりに、O型の細長い廊下をゆっくり進んでいく感じでしょうか。
しばらく行くと、闇の先のほうから、キイ~~~キイ~~~ッと、金属のような物が、きしんで動く音が聞こえてきました!
あった~!とか、これかなぁ~とか、前を行く人の声が聞こえてきました。
うしろについてくるN氏の、怖ぇよお~~~という情けない叫びも、聞こえてきます。
そのうち右手に、金属の大きな、取っ手のような物が触れました!
ちょっと動かすと、キイ~~ッと、きしむ音がします。
極楽キップをGET~~~!!!
後続のオヤジたちのために、私も、あった!あった!と声を出してあげます。
やがて、前方に光がさしている場所が近付いてきました!明るい光の中に、出口の階段が見えます。


そこで、あとから、やってくるS氏N氏を待って、写真をパチリ。
これで、3人とも、なんとか、極楽往生できる筈なんですが笑
地下回廊は、手さぐりで、50mくらいは、歩いた感じでした・・・私個人的には、初体験の真っ暗闇が、楽しかったです。
N氏は、かなり弱っちゃったみたいですが笑

本堂を出て、向かいの山門に昇ってみることにしました。

山門からの眺めです・・・参道の向うに見えるのは、仁王門です。

さっきの、お戒壇めぐりがこたえて、まだ弱っているN氏。
本当に何も見えない暗闇というのは、未体験の恐怖感を感じますから、無理ないです。

↑我々が外を見ているのは、ここです。
上に架かっている善光寺の額は、鳩文字の額、と呼ばれています。

この、善光寺の文字の中に、鳩が5羽いるので、そう呼ばれているそうですが・・・わかりますか?
善の一画目と、二画目にいますね、それから光の二画目と三画目にもいます。
寺の六画目の点にいますから、全部で5羽ですね。
それから、善の文字の真ん中が、牛を正面から見たように、見えませんか?
これは、牛に引かれて善光寺参り・・・というエピソードから、描かれているようです。

境内では結婚式のカップルの撮影などもしていて・・・

カメラマンの方の、足の踏ん張りが面白くてパチリ笑

参道の土産屋さんを、ノンビリ物色して、善光寺をあとにしました。

さて、旅館の入りまでには、時間があるので、クルマを1時間ほど飛ばして、戸隠へ・・・
ここまで来ると、標高があるせいか、善光寺に比べて、かなり涼しいです。
ここは、戸隠神社の中社に昇る参道です。中社から、さらに参道を上がれば、パワースポットで名高い、戸隠神社の奥社があるそうで・・・

参道下にそびえ立つ、御神木の三本杉。

まわりには、こんな茅葺きの乙な建物があちこちに建っています。

しか~し、パワースポットの奥宮までは、かなり歩くと聞いて、あっさり諦めた我々は、戸隠名物の蕎麦屋へIN。

蕎麦処うずら家さんです。



見た目にも、美味そうな蕎麦が出てきて、写真撮るのも忘れて食べはじめ、途中で気づいてパチリ。
近所にあれば、毎日通ってみたい、抜群!の蕎麦でした。


1階の入口で手打ちで蕎麦を打っていました・・・中社の参道のすぐ近くにあって、激おすすめの店です!

さてここから、一路、今夜の旅館、千曲川沿いの戸倉温泉へGO!
↑ドライブにぴったりのレディー・ガガ 「JUDAS」
↑ おまけ・・・レディー・ガガのメッセージ付き 「Born This Way」
中年探偵団長野篇2に続く・・・
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